こんにちは。スマート軽ライフの「ゆう」です。
スペーシアベースで車中泊を始めたいけれど、どんなマットが良いのか迷っていませんか?
純正リラックスクッションの評判や、社外品のおすすめアイテムとの比較が気になりますよね。
限られた室内寸法の中で大人2人が寝るためのサイズ感や、型式mk33vの無骨な内装に合わせたカスタム、便利なパーツについても知っておきたいところです。
この記事では、スペーシアベースの空間を最大限に活かし、ぐっすり眠れる快適な環境を作るための方法をわかりやすく解説していきます。
- スペーシアベースの室内寸法に基づいた最適なマットサイズの選び方
- シートの段差を完全に解消して快適な寝床を作るための具体的な手順
- 純正品や社外品のベッドキットから日用寝具の転用までを徹底比較
- サンシェードや換気システムを利用した熱対策とおすすめの便利装備
スペーシアベースの車中泊用マット選び

スペーシアベースの広大な空間を最大限に活かして質の高い睡眠を得るためには、ベースとなる就寝環境の構築が何よりも重要になってきます。ここでは、具体的な室内寸法から考えるサイズ感や、車中泊最大の敵とも言える「シートの段差」を根本から解消する方法などについて、詳しく見ていきましょう。
室内寸法から考える適切なサイズ
スペーシアベースは、軽商用車という枠組みを最大限に活用した素晴らしいパッケージングを持っています。車中泊において最も重要な室内寸法ですが、室内長が2,155mm、室内幅が1,345mm確保されています。さらに後席をダイブダウンさせて格納した荷室部分だけでも、幅が1,245mmあるのが大きな特徴ですね。
家庭用サイズのマットはどれが合う?
ここでポイントになるのが、一般的な家庭用寝具のサイズとの相性です。幅100cmのシングルサイズのマットを敷いてしまうと、左右に合計20cm以上の無駄な隙間(デッドスペース)ができてしまい、寝返りを打った時にマットがズレたり、小物が落ちてしまったりする原因になります。そのため、寸法上は幅120cmのセミダブルサイズのマットを選ぶのが、車内空間を無駄なく使うためのおすすめの基準になるかなと思います。

タイヤハウスの干渉に注意
ただし、車内は建築物の部屋のように完全な真四角ではありません。後輪のタイヤハウス(ホイールの出っ張り)やピラー部分の形状が干渉するため、既製品のセミダブルマットをそのままポンと敷くと、端がめくれ上がってしまうことがあります。ご自身の使い方に合わせて、少し端を折り曲げて使うか、DIYでカットするなどの工夫が必要になってきますね。
2人で寝る場合の快適な空間作り
室内幅が1,345mmあるスペーシアベースは、単純な数字の計算上は大人2人が並んで寝ることが十分に可能な広さを持っています。しかし、実際に車中泊をしてみると気づくのですが、「ただ横になれるスペース」と「ストレスなく快適に過ごせるスペース」は全くの別物と考えた方が良いかもしれません。
荷物の置き場所と耐荷重の罠
2人で就寝する場合に必ず直面するのが、寝床以外にスマートフォン、着替え、脱いだ靴、そして旅行用のバッグなどの荷物をどこに退避させるかという問題です。ここで活躍するのが、標準装備されているマルチボードやオーバーヘッドシェルフを使った立体的な収納術ですね。しかし、ここで絶対に知っておかなければならない注意点があります。
マルチボードの耐荷重制限について
フルフラット化するためにマルチボードを下段モードに設定した場合、その部分の耐荷重は「18kg」までとメーカーで厳密に規定されています。大人2人がマルチボードの上に胴体などの体重をかけると、ボードが破損する非常に危険な状態になります。あくまでボード部分は足先などの荷重がかからないスペースや、荷物置き場として活用するのが正しい使い方です。安全に関わるため、詳細な数値は必ずメーカー公式サイト等をご確認ください。

寝具を転用するおすすめの選択肢
車中泊専用の高価なマットを一から買い揃えるのも良いですが、身近な日用寝具を転用するのもコストパフォーマンスが非常に高く、多くの人が実践しているおすすめの選択肢です。特に、ニトリなどの家具量販店で手に入る高反発ウレタンマットレスは、安価でありながら日常的な酷使に耐える耐久性と、優れた体圧分散性を備えているのが魅力ですね。
ウレタンマットの意外なメリット
エアーマットのように内部に空気が詰まっているタイプは、冬場の冷え込んだ車内だと空気が冷却されて対流を起こし、背中から体温を奪う「底冷え」の原因になりがちです。一方でウレタン素材は空気の対流が起きないため、高い断熱効果を発揮してくれます。少し収納にかさばるのが難点ですが、寝心地を重視するなら非常に有力な候補になるかと思います。
| マットの種類 | 主なメリット | 主なデメリット |
|---|---|---|
| エアーマット型 | 安価で収納時のサイズが極めてコンパクト。段差の吸収力もある。 | 冬場は底冷えしやすい。寝返りを打つと波打つように揺れる。 |
| 日用寝具(ウレタン) | 寝心地が抜群に良く、断熱性が高い。手に入れやすい価格帯。 | 収納時もかなり大きくかさばる。車内形状に合わせた加工が必要な場合も。 |
段差解消クッションの徹底比較
スペーシアベースでの車中泊において、睡眠の質を最も大きく左右するのが「シートの段差」の処理です。荷室部分は真っ平らでも、足を伸ばすために前席の背もたれを倒すと、座面との間にどうしても大きな凹凸が生まれてしまいます。車のシートは走行中の体を支えるために立体的に作られているので、これは避けられない宿命なんですよね。
段差を放置する危険性と解消の手順


この曲面を無理やり厚手のマットで押しつぶそうとしても、就寝時に一番重い腰の部分が段差の凹みに向かって沈み込み、背骨が曲がった状態で朝を迎えることになります。また、足が下がった不自然な姿勢での長時間の睡眠は、血行不良を引き起こしエコノミークラス症候群のリスクを高めることにも繋がります。(出典:厚生労働省『エコノミークラス症候群の予防のために』)
正しいベッドメイキングの基礎工事
そこで必須となるのが、車種やシート形状に合わせて高密度ウレタンで作られた「段差解消クッション」です。まずはこのクッションで凹みを埋めて完全な水平面(基礎)を作り出し、その上から全体を覆うようにメインのマットを展開する。このひと手間をかけるだけで、翌朝の疲労感が劇的に変わってくるはずです。
mk33vの内装に合うデザイン
型式mk33vのスペーシアベースは、単なる荷物運びのための実用車という枠を超えて、自分の趣味やライフスタイルを投影できる「移動する秘密基地」としてのデザイン性が大きな魅力となっています。特に荷室の左右側面には、M6サイズのボルトが適合する「ユーティリティナット」が合計10箇所も標準装備されているのが素晴らしいですね。

車中泊空間のインテリアコーディネート
このユーティリティナットを活用すれば、車体に一切穴を開けることなく、DIYで木製の棚を作ったり、ランタンを吊るすフックを増設したりと、自分好みの空間アレンジが簡単に楽しめます。そのため、車中泊用のマットやクッションを選ぶ際も、単なる寝具として機能性だけを見るのではなく、インテリアの一部としてコーディネートする視点を持つとよりワクワクできるかなと思います。
例えば、無骨なアイアン調のパーツに合うようにヴィンテージ風のレザー調マットを選んでみたり、傷や汚れに強いパンチカーペット素材を選んでみたり。自分の好きな世界観で内装を統一していく作業は、スペーシアベースならではの楽しみ方だと言えますね。
スペーシアベースの車中泊マット活用術

基礎となるマット選びや段差解消の重要性を理解できたら、次はさらに踏み込んだアイテムの比較や、空間全体の快適性を高めるためのコントロール術について考えていきましょう。これらをトータルで整えることで、車中泊の質はホテル並みへと劇的に向上します。
純正リラックスクッションの評判
車中泊を想定してスペーシアベースを購入した方が、まず一番最初に候補として検討するのがスズキ公式の純正アクセサリー「リラックスクッション」ではないでしょうか。ディーラーで新車を購入する際にオプションとして一緒に注文できるため、車両とのサイズ適合性や品質保証の面で、絶対的な安心感があるのは間違いありません。
純正品と社外品の考え方の違い
ただ、実際のユーザーの評判や口コミを色々と調べてみると、「丸めて荷室の床下などにコンパクトに収納できる点は素晴らしいけれど、極厚のフカフカした寝心地を求めていると少し物足りなさを感じる」というリアルな声もチラホラと見受けられます。純正品はあくまで「車載時の格納性や利便性」を重視してバランス良く設計されている傾向があるんですよね。
ですので、もしあなたが「収納スペースが多少犠牲になっても構わないから、自宅のベッドと同じレベルの圧倒的な寝心地を最優先したい!」と考えている場合は、後述する社外品の極厚ウレタンマットやベッドキットなども、比較検討のテーブルに乗せてみる価値は十分にあるかと思います。
機能性に優れた社外品の導入
寝心地の良さと、限られた車内空間の効率的な活用を極限まで追求したいヘビーユーザーの方には、ミリ単位で車両形状に合わせて専用設計された社外品のベッドキットの導入を強くおすすめしたいですね。専門店から販売されているパンチカーペット仕上げのベッドキットなどは、価格こそそれなりにしますが、それ以上の絶大なメリットをもたらしてくれます。
耐荷重問題と収納不足を一気に解決
最大のメリットは、強固な金属フレームを使って床面を構築するため、前述した「マルチボードの耐荷重18kg問題」や「シートの段差問題」という2つの大きな悩みを根本から構造的に解決できる点です。フレームの力で体重を支えるため、どこに寝転がってもビクともしません。
広大な床下収納の出現
さらに素晴らしいのが、フラットなベッドの床下部分全体が、広大でスクエアな収納空間になることです。長期間の車中泊旅行や、釣り・キャンプなど大量の機材を持ち運ぶアクティビティにおいて、就寝スペースと荷物スペースを完全に分離できるのは、本当にストレスフリーで快適ですよ。
カスタムパーツを活用した熱対策
どれだけ高価で寝心地の良い完璧なフラット空間を構築できたとしても、それだけで車中泊システムが完成したわけではありません。車のキャビンというものは、基本的に鉄板とガラスだけで構成された空間です。住宅のような分厚い断熱材は入っていないため、外気温の影響(冬の凍えるような寒さや、夏の強烈な熱気)をダイレクトに受けてしまいます。
サンシェードは必須の断熱材
そこでマットへの投資と同時に絶対に用意しておきたいのが、スペーシアベースの窓ガラス形状に精密に採寸された専用設計のフルセットサンシェードです。隙間だらけの安いカーテンではあまり意味がありません。すべての窓ガラスに寸分違わずピッタリと密着させることで、光を完全に遮断するだけでなく、外気の侵入や車内の熱の流出を防ぐ強力な「断熱材」として機能してくれます。
また、外から車内が全く見えなくなる状態を作ることは、車上荒らしなどの犯罪から身を守る防犯対策の基本中の基本でもあります。プライバシーと命を守るためにも、絶対に揃えておきたいアイテムですね。
>>スペーシアのサンシェードでおすすめは?失敗しない選び方ガイド
換気や防寒などのおすすめ装備
密閉された狭い車内で人間が一晩寝て過ごすと、呼気や発汗によって、たった一晩でコップ数杯分にも及ぶ大量の水蒸気が放出されると言われています。この水分をたっぷり含んだ暖かい空気が、外の冷気で冷やされた窓ガラスやボディパネルに触れることで、激しい「結露」が発生してしまいます。これを放置すると、内装にカビが生える原因になるだけでなく、車内温度を著しく下げる要因にもなってしまいます。
USBソケットを活用した強制換気
この厄介な結露を防ぎ、車内の空気を綺麗に保つためには、適切な換気システムの構築がポイントになります。幸いなことに、スペーシアベースのインパネには高出力のUSB電源ソケット(Type-AとType-C)が標準装備されています。これを利用して、省電力の小型サーキュレーターやUSB換気扇を一晩中稼働させ、空気を強制的に循環させてあげるのがおすすめですね。

緊急時の動線は常に確保を!
道の駅やRVパークなどで車中泊を楽しむ際、運転席のシートは可能な限りすぐに運転できる状態を維持し、大きな荷物で塞がないようにしてください。万が一不審者が接近してきたり、自然災害の兆候を感じた時に、外に出ることなく即座に車を移動できる「逃げ道」を作っておくことが、命を守る上で非常に重要です。

スペーシアベースの車中泊マットに関するよくある質問(ぶっちゃけQ&A)
- ぶっちゃけ、大人2人で寝ても本当に狭くないですか?
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うーん、正直に言うと「寝るだけならいけるけど、快適かと言われるとギリギリ」ですね(笑)。室内幅はセミダブルのマットが敷けるくらい広いんですが、大の大人が2人並ぶと寝返りは結構気を使います。あと、実際やってみると分かるんですが、2人分の荷物や脱いだ靴の置き場がマジで無くなります!なので、ルーフの収納をフル活用するか、思い切って荷物は前席に全部投げ込むくらいの割り切りが必要ですね。個人的には、ソロ車中泊でこの大空間を独り占めして広々と使うのが一番贅沢で最高かなと思います。
- 純正のリラックスクッションだけで、シートの段差は気にならなくなりますか?
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公式アイテムなのでフィッティングは抜群で見た目もスッキリするんですが……ぶっちゃけ、これ1枚で完璧なフルフラットになるかというと、腰のあたりに微妙〜な凹凸の違和感が残るんですよね。純正品はどうしても「使わない時に丸めてしまえるか」という収納性を重視しているので、そこまで分厚く作られていないんです。もし私が使うなら、純正クッションの上にニトリなどの安い高反発ウレタンマットを追加で敷いちゃいますね。これだけでホテルのベッドみたいに化けるので、騙されたと思ってやってみてください!
- 真冬の車中泊に挑戦したいんですが、マット選びで気をつけることは?
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スペーシアベースは商用車ベースの鉄板むき出しに近い構造なので、下からの「底冷え」がハンパじゃないです。マジでナメてると寒さで一睡もできずに痛い目を見ます(笑)。なので、空気がスースー通るような薄いエアーマットは、冬場は絶対に避けた方がいいですね。私なら、断熱性の高い分厚いウレタンマットを選ぶか、あるいはベッドキットを導入して「冷たい床から物理的に距離を離す」スタイルで徹底的に熱対策をします。しっかりしたマットと冬用の分厚い寝袋さえあれば、冬の車中泊は空気が澄んでいて最高に楽しいですよ!
>>必見!スペーシアベースの車中泊キットで快適空間を作る方法
スペーシアベースの車中泊マットまとめ

ここまで、スペーシアベースの車中泊環境を劇的に改善し、極上の就寝スペースを作り上げるための方法をたっぷりと解説してきました。いかがだったでしょうか。快適な睡眠環境を手に入れるためには、単にマットを敷くだけでなく、いくつかのステップを踏むことが大切でしたね。
まずは、前席と後席の間にできる大きな段差を段差解消クッションでしっかりと埋め、水平な土台の基礎工事を行うことがすべての始まりです。その上で、ご自身の利用頻度や予算に合わせて、エアーマット、高反発ウレタンマット、あるいは本格的なベッドキットを選んでみてください。さらに、専用サンシェードや換気用のファンなど、熱や空気をコントロールするアイテムを組み合わせることで、車内はテントやホテルにも負けない快適な空間へと進化します。
車中泊の楽しみ方や最適なスタイルは、本当に人それぞれです。この記事が、あなたのライフスタイルにぴったりのアイテムを見つける手助けとなり、スペーシアベースでの最高の車中泊ライフを楽しむための一助になれば、私としても最高に嬉しいです!
